さいたま緑のトラスト協会が行っている自然環境保全ボランティア養成講座の3回目
狭山丘陵に伺いました。
午前中はセンター内で、狭山丘陵の成り立ちや雑木林の意義、所沢の雑木林が残された理由、保全方法などの講義を受けました。
午前中は生憎の雨模様でしたが、午前の部が終わる頃にはすっかり晴れ間もでてきました♪ フランクパパの行いがいいからです(^_^;)
午後は、ふれあいセンターエリアで、センターのスタッフの方から動植物のお話や実際の保全活動(雑木林)の現場を案内してもらいました。
画像は、本日の講師でもある先生が、雑木林の再生をするために、試験的に萌芽をさせて森の再生を図った場所です。
萌芽というのは、樹木利用のために根株を残して樹木を伐採し、その残った株から枝ではない新たな芽を出させ世代交代させることです。黒い切り株から木が生えてるのがわかりますか?
1時間半ほどセンター周辺の案内を受けた後、場所を移動しました。
その1号地。この周辺にはこのトトロふるさと基金をもとに買い上げられたトトロの森がなんと48号地まであります。ひとつひとつの面積は広くはありませんが、そーした雑木林を実際にボランティアの方々が保全しています。
そして、
雑木林の中にお茶畑。もともと土地の所有者の方々が共同で自家用につくっていたお茶畑を再生させたそうです。正真正銘の「狭山茶」が採れますね♪
午後は、研修っていうより見学会的要素が強かったけれど、フランクパパ長年埼玉県に住みながらしかも職場は所沢にありながら、行ったことのなかった場所なので、とってもラッキー♪ 楽しい研修でした。
おまけ
ホソミイトトンボ ♂ 多分越冬型 狭山丘陵 荒幡富士市民の森にて
こちらの方々は、こんなのがいるの知ってるのかなぁ~とか思いながら撮影
トトロの森周辺にも温暖化の余波が確実に来てますね。
コメント
コメント一覧 (5)
フランクパパ
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はい。森や林の中はやぶ蚊がいっぱいですが、気持ちがいいです。
フランクパパ
がしました
「萌芽」について質問ですが、根から出るので、新芽も「年齢」は同じだと思うのですが、若返ったことになるんでしょうか?
フランクパパ
がしました
習いたての浅知恵ですが、萌芽は基本、根からでなく株の表皮からでます。枝と違うのは、木の皮の部分の新芽を出す遺伝子が作用して芽を出すとのことで、遺伝子は親から引き継ぎますが、新しい木だということです。なので元の木は腐敗して萌芽の栄養素となります。外来種の木には根から萌芽する種もあるそうですが、国内種の樹木は基本、幹の皮から萌芽するそうです。なので芽吹いて3年未満ぐらいは、まだ親株の中に根が張りめぐっていないので、触ると簡単に取れちゃうそうです。
フランクパパ
がしました
別個体のようですね。なんとなく分かった気がします(たぶん何も分かってないです)
フランクパパ
がしました