不要不急の外出はせずに、家にこもって人との接触に機会を減らしましょう。
自分ぐらいはいいだろう・・・って考えはやめましょう!!
どうせ誰とも接触しないし3密になりわけじゃないし、自分一人ならいいだろうって考えで、午前中トンボ散歩してきました。自分勝手なフランクパパです。

いつもの沼(黒浜沼)の南側からアプローチしました。南岸には釣り人が多数・・・もちろん接近せずにすぐに西岸がわに、水辺に沿って歩きます。ガガンボや小さな羽虫がいっぱいですが、トンボの姿はありません。フランクパパがこの沼でトンボ散歩を始めた11年前はこのぐらいの陽気になるともう出てきていたものですが、やはり水草が激減してしまった影響でしょうね・・・(´;ω;`)

弁天下から遊歩道を歩きます。
DSC_1349_20200501_085605

ホソミオツネントンボ ♂

あら?こんなところで会うのは初めて。ホタルの里付近から遠征してきたのか?
別の集団の一部なのか?は不明。

弁天北通りから入水路に沿って北上します。
あっ!!シオカラトンボっ!!
フラフラっと足元から飛んだとおもったら、そのまま水路向こう側のボサボサのなかに入っていって
しまいました。羽化がぼちぼち始まったようです。

そしてホタルの里へ
水路付近にホソミオツネンはいません・・・(^_^;)
こんな陽気なのに。。。どこ行った?

蓮池にいきます。
あははは・・・
DSC_1359_20200501_092847

こんなのが、フラフラと。
アジアイトトンボ ♀ 今年初見。 ホソミオツネントンボを発見する以前は、黒浜沼でシーズン
最初にみられるトンボはいつもこれでした。周りを見渡します。♂は見当たりません。

さらに
DSC_1429_20200501_101044

灰色になったシオカラトンボ ♂
年々羽化が早まっているように感じます。10年前は、GWにはなかなかお目にかかれなかったトンボです。
さらに
これが見れて一安心♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦
DSC_1439_20200501_101555

ホソミオツネントンボ 連結体
♂には巡り会えていましたが、♀をなかなか目撃できずにいました。こうして交尾体をみることが
できると、来年もまたお目にかかれると安堵の気持ちになります。

ホソミオツネンの♂が蓮の枯れ茎に何頭かとまるなか、さっきから飛んでばかりでとまらないイトトンボがいます。めを凝らすと・・・・
!!!
いつになってもとまらないので、連射でなんとかピントがきたのがこれ。
やっぱり♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦
DSC_1396_20200501_095223

ホソミイトトンボ ♂(越冬型)

これが10年前なら、まちがいなく新聞に載ったトンボの目撃です。
もともと西日本には普通種として、そこらに居るトンボですが、関東では希少種でした。
このところの温暖化の影響で、どんどん北上してきて、一昨年黒浜沼でも目撃するに至っていました。
そのときは、7月中旬の暑さ真っ盛りの時なので、おそらく夏型の目撃としておりました。
昨年は、目撃なし。
そして今年はこの時期の、綺麗なブルー個体の目撃です。まちがいなく越冬型がこの暖かさで水辺に
出てきたのでしょう。日本にはトンボの姿で冬を越すトンボが3種います。オツネントンボとホソミオツネントンボは、秋に羽化して成虫で冬を越します。このホソミイトトンボは、普通のトンボのように初夏に羽化して秋に死んでいく「夏型」と秋に羽化して冬を越し春交尾した後死んでいく「越冬型」の2型がいて、こんかいは「越冬型:を目撃できたことになります。これで、日本に3種しかいない成虫で越冬するトンボの2種を黒浜沼で目撃できたことになりました。